nogutikusan’s diary

畜産と共に歩む20有余年、今の養鶏の課題や考えをお伝えします。

TKG祭り10月開催 鶏卵支援プロジェクト卵フェスin池袋2022が開かれます

10月21日金曜日から23日にかけて、東京・池袋にあるサンシャインシティ ワールドインポートマートビル 4階ホールA-1にて開催されます。開催時間は11時より20時までとなります。 輝かしく開催された第1回から3年、500円で食べ放題イベントが今年もやってきます。 北海道から沖縄まで全国60種類、自慢の鶏卵がきっと見つかります。 お米と、こだわり醤油も相まって、全国から多くのTKGファンがやってくることでしょう。 TKGだけでなく、スイーツやお惣菜、スープやお酒といった様々な鶏卵加工品やおすすめアイテムが30ブース出展予定とされています。 会場は入場無料で、卵かけご飯の食べ放題は500円(小学生未満は無料)で、4部制の総入れ替え制となります。 各回先着250名としておりますので、希望する時間帯は早めの来場をお勧めします。 第1部は午前11時より13時、第2部が13時15分から15時15分、第3部は15時30分から17時30分、第4部を17時45分から19時45分としています。 時間を目一杯使い全国を食べ続けるTKGマスターになるもよし、美味しいおすすめ鶏卵をじっくり楽しむもよし。 TKGを皆さん思い思いお楽しみください。 今年はコロナ禍とはいえ、多くの鶏卵イベントが開かれました。 例えば、東京・八王子駅改札前には「幻の卵屋さん」が6月23日から7月2日にかけて出店しました。 全国から選りすぐりの鶏卵を1個からお好み購入できるもので、都心部ではよく話題になるイベントです。 現地でTKGではありませんが、こだわる鶏卵を選び購入するイベントです。 きっと購入した後は、ご自宅でこだわるTKGイベントが開かれたのでしょう。 ブログにも書いていますが、付加価値がある鶏卵は1個が80円や100円であっても購入する消費者がいます。 現在、流通店舗での1パック小売価格平均は225円(7月小売調査)ですから、1個は22.5円で3倍以上の値段でも購入したいと考えているわけです。 鶏卵を選ぶ基準は「価格」が圧倒的に多いのですが、このような厳選された鶏卵では80円以上の高価格帯でも購入したいという方もいますから、 皆さんの生産活動に付加価値を追い求めることも良い選択ではないでしょうか。 高価格帯の鶏卵を知るきっかけに、このようなイベントは消費者と結びつける大事なきっかけになります。 鶏卵の美味しさを多くの消費者は知っています。これは好きな食べ物ベスト3に入るぐらいですから、その通りですね。 では、消費するきっかけはと言えば、流通店での購入や、道の駅等農業交流館での出会いが多いでしょう。 加工向けでは、テレビ広告が一般的です。 某大手ハンバーガーチェーンが月見バーガーを広告すると、一定数はその影響を受けます。 つまりその季節が来たから、今週末に尋ねようとなるのです。 その中には、卵は美味しいものという認識も含まれているわけです。 ファミリーレストランでも月見ハンバーグの広告で、一定の集客があるといいます。 それは、広告主にとって良いことですが、それ以外にも視聴者(消費者)が見ることで、食べてみたい、美味しい物というよみがえる記憶があるのです。 それは、大手ファミレスでないかもしれませんし、広告主の店舗でもないかもしれません。 ですが、見ることで個々の消費者は訪ねてみたいと感じるわけですから、動機付けには十分な効果でもあります。 飽食の時代、卵はただの卵なのかもしれませんが、価値がなくても、今回のようなイベントは、鶏卵を改めて知ってもらうきっかけに必ずなります。 そのイベントには自社の鶏卵はないかもしれませんが、美味しくTKGを食べる場面は、流通店舗で購入したもしかしたら、皆さんの農場の鶏卵で楽しむかもしれません。 ですが、イベントがなければ改めてTKGをしたいという動機は生まれなかったはずです。 うちには関係がないイベントと考える前に、広告にはこのような広い効果があることを改めて知っておいてください。 これを知ることにより、例えば皆さんの地域で「卵まつり」を開催しても良いかもしれません。 パック向けの鶏卵が、イベント用の鶏卵に替わりもしかすると付加価値をつけているかもしれません。 大事なのは、イベントという広告で新しいお客様と自社の鶏卵を結びつけるという視点です。 ただ、スーパーに収めて225円で販売されていればよいもいいでしょうが、販路を拡大するという攻めをこの先必要になる時代がやってくると思うのです。 農場間同士の競争がやってくるかもしれません。一昔の低卵価時代の販売先の横取りがあったと思います。 これは、低卵価が要因でしたが、この先は減少していく消費者の取り囲みです。 その時、何をもって対策を打っていきましょうか。 ただのイベントでも、考え方により違う視点が生まれ、それが新しい発想につながり、気づきになる。 これこそが、次世代の経営者の視点ではないかと思うのです。 話を戻し、この10月はぜひ自社の鶏卵が絶対にうまいと信じている方が多いと思いますが、他社の鶏卵も実はそん色ないということを知り、新しい餌配合や飼育環境を見直すきっかけを探しに来場することも、新しい世界を切り開く気づきになるかもしれません。 美味しい物には理由があるということを知ってみるとよいかもしれません。 くれぐれも食べすぎに注意してくださいね。