nogutikusan’s diary

畜産と共に歩む20有余年、今の養鶏の課題や考えをお伝えします。

人の流れが回復しているようです うずら卵卸値が最高になりました

鶏卵を生産される方にとってウズラは、また別物と考えると思います。 確かに、鶏卵は外食・加工向けからテーブルエッグまで幅広く利用されますが、ウズラは基本外食・加工向けが主流になり鶏舎設備も異なります。 鶏卵は、広大な土地がある地域や人口が多い…

北海道で鳥インフルエンザの疑い 明日判明の見込みです

北海道は13日、網走市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が発生していると発表しました。 通報は本日8時ごろで採卵鶏760羽を飼養している農場から4羽の死亡鶏が見つかり、家畜保健衛生所が簡易検査を行いA型鳥インフルエンザの陽性と判…

畜産業が苦境に立たされています 養鶏では民事再生法適用申請もありました

大型連休が終わりました。今年は制限行動がない大型連休でしたので、交通機関や観光地・宿泊も昨年以上の活況であったといいます。 畜産物の消費が活発でした4月に、静岡県の養鶏場が民事再生法適用を裁判所に申請しています。 配合飼料の高騰や新型コロナ…

4月が終わり季節は進んでいきます 5月の鶏卵相場と世界情勢

4月も終わり、季節は春から西は早く梅雨入りに入る時期となりました。 鶏卵相場は、先月より16円上昇し月平均価格は211円(全農東京M規準値)と、例年10円程度の上昇が多い時期ですが、昨年の21円に次いでこの5年間比較しても高く推移しました。 …

北海道2農場で鳥インフルエンザの疑い 心配が続きます

共同通信の報道では、16日北海道白老町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの疑いがあると発表しました。 簡易検査では陽性となっており、道は今日対策会議を開催するとしています。 確定すれば52万羽が防疫措置の対象になる見込みです。 同日、網走市の農…

青森県で鳥インフルエンザが発生しました 4月の発生は前例がありません

青森県は8日横浜町の肉養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生したと発表し、同日から飼育する17万羽を殺処分しています。 県によれば、6日に60羽、7日に190羽の死亡があり、本日遺伝子検査で陽性が確定しH5亜型であるとしています。 殺処分から…

宮城県で鳥インフルエンザが発生し防疫措置を実施しています

宮城県は25日、石巻市の肉養鶏場でH5型の鳥インフルエンザの感染が確認されたことで、飼育されている3万3千羽を殺処分を開始すると発表しました。 およそ3日間程度で防疫措置を完了させる見込みです。 県によれば、3月21日からこの養鶏場で死亡がみら…

まん延防止等重点措置が解除されます 鶏卵消費をどう拡大すべきでしょうか鶏卵相場は堅調か

長らく続いていた、まん延防止等重点措置が21日をもって終了する地域がほとんどになりました。 2020年から続く新型コロナによる経済の影響は大変なものになり、多くの産業の商いの在り方が根底から崩れ去っていく事業者の方も多かったことと思います。 …

イセ食品が会社更生手続きを開始 負債額は453億円

鶏卵最大手と言われるイセ食品が関連グループ会社と共に11日、会社更生手続きに入りました。 負債額は453億円となります。 イセ食品はグループ会社が養鶏農場を運営しており、育成から飼育し加工配送まで一貫した事業を行っています。 イセ食品が飼育する羽…

ビークトリミングの近代化 赤外線式の普及と断嘴のあり方

近年は、作業者の不足からビークトリミングが従業員ではできないという農場や、外国人技能実習生を中心に実施しているが、仕上がり具合により鶏の予後が変わる事例が見られることもあり、農場が保有する一般的な高温で切断する方式から初生雛の段階で赤外線…

野鳥から鳥インフルエンザが継続検出し緊急消毒を実施します(北海道) 皆さんも今一度確認してください

北海道は15日、2月19日から3月31日まで道内の養鶏場の消毒を実施する緊急消毒命令を発出しました。対象は主要養鶏場約200農場で、消毒液を配布し車、長靴、農場資材の消毒に使用するというものです。また、道は防鳥ネットの設置を求めています。消毒剤は北海…

肉養鶏農場で鳥インフルエンザの疑い 農場の対策を考えて見ませんか

岩手県によれば11日、久慈市の肉養鶏場(45000羽飼養)において簡易検査の結果高病原性鳥インフルエンザの疑いがあると発表しました。現在、県家畜保健衛生所で検査を進めており早いうちに結果が出るものと見られ、その後正式発表される見込みです。また確定…

季節イベントが進んでいます 恵方巻はどうでしたか

2月3日は節分で多くの方は豆まきや恵方巻を食べたりと季節イベントを楽しまれたことと思います。 その恵方巻は、この3年位前からフードロスの観点から廃棄の低減を求める動きが強く、販売先も事前予約や売り切りを見越した当日販売等で廃棄を出来るだけなく…

ハシブトガラスから高病原性鳥インフルエンザが確認されています 一層の警戒と見回りをお願いします

北海道で20日根室市内で回収されたハシブトガラス3羽からH5亜型の高病原性鳥インフルエンザが検出されています。根室市によれば、26日時点で家きんの異常を認める報告や回収地点から半径3㎞の区域内の立ち入り検査を実施する農場はないことを確認しています…

令和4年1月25日で成鶏更新・空舎延長事業の発動が終了しました 農場内の生産量確保に点検と検証をしましょう

本日25日鶏卵相場が上昇したことにより、安定基準価格159円を上回りましたので昨日24日をもって本事業が終了しました。初市から3週間程度で終了し昨年に続き早い段階で解除になります。 現在、一定の需要が発生しており相場も中旬から上昇をしており、2月の…

ホクリョウがトーチクから鶏卵販売事業を取得します 北海道内のシェアに変化の兆しが見られます

ホクリョウは道内の事業基盤を強化する狙いから、トーチクから鶏卵生産販売事業の取得を決めたと報じました。 道内の鶏卵シェアはホクリョウが5割、トーチクは3割とも言われ、道内最大のシェア拡大につながるとされます。ご存知の通り、統合される側トーチク…

令和4年1月成鶏更新・空舎延長事業が発動しました 昨年に続き発動しています

1月5日令和4年初市は東京M基準値が140円と昨年止め市の210円より70円安で始まりました。 基準値(159円)を下回るため本日、成鶏更新・空舎延長事業が発動しました。2年続けての発動です。 昨年は120円で始まり7日後には15円高、更に7日後に15円高、更に7日…

鳥インフルエンザ国内12例目が確認されます 同一地域での発生が確認されました

1月4日愛媛県西条市の養鶏場2農場で鳥インフルエンザが発生し16時より殺処分が開始されました。22万5千羽程度が対象で、同じ経営者の農場である関連農場1農場6千羽も追加処分となります。合計で23万羽を超える程度が防疫措置の対象となりました。 2021年12月…

鳥インフルエンザに警戒を続けてください 国内10例目が発生しています

12月31日愛媛県西条市の養鶏場でH5亜型の高病原性鳥インフルエンザと確認され13万羽が殺処分されます。国内では既に今回を含め50万羽程度が防疫措置の対象となりました。 昨年は千葉県での大規模(1農場100万羽)発生もありましたが、例年の散発発生が続いて…

2021年を振り返る 飼料価格の高騰や鳥インフルエンザにご苦労された1年でした

2021年も終わります。 27日が止め市で鶏卵相場は12月期間中持ち合いで終わりました。多くの方は、12月の一段の伸びを期待されていたことと思います。 年平均価格は217円(東京M基準)で、過去5年間では最高値になります。 一方配合飼料価格は高騰し、多くの…

オランダに見る養鶏の現状 ゲージフリー鶏卵の普及はあるのか

9月には国内の大手流通店舗において鶏卵の取り扱いに変化が見られました。それまで、一般鶏卵を専門に扱うある地域GPセンター産の鶏卵から、ゲージフリー鶏卵を生産する農場GP産に商品の置き換えがあり、少なくとも関東の広い範囲において入れ替えが発生して…

鳥インフルエンザが発生しています 飼養衛生管理基準の適合を再度確認しましょう

11月に入り養鶏業界は騒然となっています。11月10日秋田県で本年初となる高病原性鳥インフルエンザが発生し、農場で飼養していた14.3万羽が殺処分されました。 現在埋却作業中で作業率は5割程度の進行になっています。11日インフルエンザの型が判明し、H5N8…

今の相場と年始の配合飼料価格の高騰にご注意ください 

いよいよ寒さを感じる季節となり、一般的に需要が増える時期となりました。寒いこの時期と言えば、家庭での消費が堅調に推移するということや、年末商戦の買い付けが始まる時期でもあります。 長い緊急事態宣言が解除され、街中では完全解除へ向けて進んでお…

養鶏場で機械に巻き込まれ社員が死亡し会社は書類送検に 皆さんはどうしていますか

鹿児島県の養鶏場で本年5月、集卵機械に男性社員が巻き込まれ死亡した事故があり、鹿児島労働局は10月1日十分な安全対策がないとして、農場親会社の卵販売会社及び事故をおこした農場長の男を書類送検しました。報道によると、農場で作業していた男性60代が5…

鶏卵の未来 卵の消費はどうなるのか、作り手はどうか

9月は相場の転換期といわれます。 夏の消費低迷から上向きがある時期とされ、家庭消費、外食等加工向け消費が上向き始め年末まで続くのが通年のことです。 外食向けは2019年ほどでないものの外食店舗に鶏卵を採用したメニューを実施する取り上げをしています…

ゲージフリー鶏卵の普及 消費者のニーズはどこへ向かうのか

アニマルウェルフェアという言葉が、業界以外で聞かれて1年が経過しました。 消費者の方々が養鶏業者と農水大臣との金銭授受問題から、動物の尊重や自由を定義したアニマルウェルフェアへ関心を持つことに驚きをもったことでしょう。 鶏卵は安いものであり、…

消費者の動向 毎日食べる鶏卵の実情

暑い夏、その中を鶏卵を買い求める消費者の皆さんと、暑いこの時期鶏の体調を気にする生産者、皆さんそれぞれの夏を過ごされていることと思います。 ご存知の通り鶏卵はこの時期にしては高い相場展開と販売価格が続きます。 相場は毎週月曜日(又は翌市場開…

配合飼料の値上げが続いています 餌こぼし等無駄をなくしましょう

全農は2021年7月から9月までの配合飼料価格を前の期に比べ4700円/t値上げすることを発表しました。 値上げは4期続いており値上げ幅は前回(4~6月期)5500円/tに次いでの値上げとなりました。既に2021年は1万円/tを超える値上げが続いており、飼養農家の…

代替卵が開発されました 時代に合わせた商品が誕生しました

日本経済新聞6月10日付にキューピーが卵を使用しない卵商品を開発したと報じました。 大豆を原料とした「スクランブルエッグ」を下旬から販売するというもので、鶏卵の代替品となります。業務用として宿泊業や飲食店を対象に従来の商品の3倍価格で販売する想…

採卵鶏の飼養状況 2020年農林業センサス結果を読む

農林水産省が4月末発表した昨年2月1日時点で採卵鶏を150羽以上を飼養している農家数は3010経営体で減少傾向が続いています。 逆に飼養羽数は増加が進んでいる状況で総飼養羽数1億7416万羽でした。 飼養羽数の上位3県は例年と同じ顔合わせになりましたが、順…